オートミールが体に良いって言うけど
なんとなく美味しくなさそうって
思ってたけど…
オーストラリアでは冬や病院の朝ごはんに
ミルクと一緒に温めてはちみつを少し
垂らしたものに人気がある。
どうも、見た目に食べる気がせず
ずっと敬遠していたけど…
グルテンフリーやダイエットを考えて
オートミールに注目してみた。
オートミールは、オーツ麦を脱穀して
調理しやすく加工したもの。
使いやすいオートミールの種類
ロールドオーツ
ホールオーツを蒸し、ローラーで厚めに平たくし、焼釜でローストしたもの。
調理時間は5分ほどかかり、食感が残るお粥ができあがる。
テーブルオーツとも呼ばれる。
クイックオーツ
ロールドオーツを細かくすることによって
熱や水が内部にまで浸透しやすい。
2分ほどで調理できる。
インスタントオーツ
ロールドオーツを一度調理して乾燥させたもの。
味付けがすでにされているものもあり、
そのまま食べることもできる。
粉状のオートミール
オートミールを粉状に粉砕したもの。
パンやお菓子の材料、ハンバーグや揚げ物のつなぎに
むいている。
オートミールの栄養
*食物繊維…100gあたり7.52g
玄米の約3倍、白米の約22倍
*鉄分…100gあたり約6㎎
玄米の約2倍
*植物性たんぱく質…100gあたり13.5g
精白米の約2倍
*カルシウムやビタミンB1
オートミールの効果
腸内環境を改善
2種類の食物繊維
「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」が
1:2と理想のバランスで豊富に含まれている。
便秘の予防・改善に役立つだけでなく、
血糖値やコレステロールの上昇を抑えて
糖尿病や動脈硬化のリスクを低減させる効果も。
ダイエットに最適
低GI・糖質ひかえめ
GI値とは、食後の血糖値の上昇度を数値化したもの。
GI値が低い食品は血糖値が上がりにくく、
インスリンが過剰に分泌されて
体内に脂肪が蓄積されるのを防いでくれる。
白米のGI値が88に対して、オートミールは55。
美容と健康にいい
若返りのビタミンEが豊富
美肌のみかたビタミンBも豊富
鉄分・カルシウムなどのミネラルが豊富
鉄分は、貧血やうつ病などの予防に効果的。
主食との置き換えに
オートミールの基本的な食べ方
基本の食べ方…おかゆ
欧米の定番朝食・ポリッジ
耐熱容器に入れたオートミール30gに、
割合を好みで調整して合計150mlにした水と牛乳を加え、
500~600Wの電子レンジで2~3分加熱。
ごはん化
オートミールをお米のような食感に…
耐熱容器にオートミール30gと水50mlを入れ
500wの電子レンジで1分ほど加熱し
軽くほぐす
オートミール麦ごはん
オートミールだけは苦手なら…
お米2合にオートミール40g
炊き上がったご飯にオートミールを混ぜ合わせる。
蓋をして10分程蒸らして出来上がり。
アレンジいろいろ
オートミールを取り入れよう
オートミールは、栄養満点でダイエットにも優れた健康食。
米やパンと比べてみても、オートミールの栄養価は高い。
主食だけでなく、スイーツにも使われるオートミール、
いろいろアレンジして、お気に入りの食べ方を見つけてみよう。